2009年 05月 19日
おはようございます みなさん、お元気ですか! さて、 大きなまつぼっくりのような緑の蕾 さわさわと、力強いダークグリーンの葉をしたこの植物は 大黄 ダイオウ ( Rabarbaro ラバルバロ ) タデ科 15年ほど前に夫の母が庭に植え、茎の部分をジャムにしていたとのこと ラバルバロを食した夫や友達に聞くと 「苦いぞ~苦いぞ~、食べれるのは茎だけだよ」 と繰り返す 生薬の便秘薬に配合されている植物なんだって、そういえば漢方の袋に “ 大 黄 “ という文字を見た記憶があるような。。。 さっそく私も砂糖をたっぷり甘いジャムを作ろう、 と思ったところ砂糖がほとんどございません 何事も。。。 “ Il diavolo non è così brutto come lo si dipinge. “ 悪魔は絵に描かれているほど酷くない → 事前の心配事も実際は思う程ひどくはない (伊語諺) そうそう、案ずるより産むが易し もったいないほどのお天気なので下準備は庭で開始、何を作ろうかな~ 葉っぱを除き茎の部分だけ、まずは薄皮のようなスジ取りから 特に強いアクや臭いはなく、フキノトウのような感じだけれど中はヌルヌルしてます とてもみずみずしくて、包丁を入れるとザクッザクッ なんとも気持ちの良い音で、爽快な気分です 少しだけ生で食べてみましたが 苦いというよりスッパイ? びみょう 適当な大きさに切って、 オレンジ一個分の果汁とレモン汁を少々 砂糖の代わりに 冷凍のオレンジピ-ルも入れて ラバルバロ 300グラム 小麦粉 150グラム 卵 1個 オレンジ果汁・レモン汁・オレンジピ-ル 砂糖 大匙2杯、あっただけ全部 塩、シナモン 少々 ベーキングパウダ- 180度のオ-ブンで50分 ラバルバロトルタ Torta di Rabarbaro の出来上がり~ バタ-なしの台所事情からうまれたあっさりトルタ、思いつきにしてはなかなか、それほどひどくない ラバルバロ風味を完全に打ち消した、これはまさしくオレンジタルトといった味ですが ( ワラビのヌルッ + フキノトウのシャキッ ) ÷ 2 = ラバルバロ独特の食感、が楽しめます 後からイタリアのネットでレシピ検索すると、リンゴとラバルバロトルタがたくさん出てきました あっさりしているので、朝食にもってこいの ラバルバロトルタ だけれど 思わぬ生薬効果があるかもしれないので。。。。気を引き締めていただきま~す それではみなさんお元気で!! 人気blogランキングへ 参加しています 1クリックで元気がでます!
by interoyoko
| 2009-05-19 17:53
| モンドニコの里
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