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2009年 12月 08日
雨のガリバルディ、ウンガロを思ふ

ミルク色の空から霧雨の降る朝、私はミラノに向かい
事務所を出ると、もう19時をまわっていました。

こんばんわ みなさん お元気ですか!



あいにくの雨の一日。
ガリバルディ通りにおりると、ウィンドーの前で何か楽しそうに会話を交す、
大きな紙袋を両手にかかえたカップルと目が合いました。

「ボナセーラ」と挨拶すると、「ボンナターレ!」(メリークリスマス)

焼き栗の芳ばしい香りと、「オンブレッロ~」と道端で傘を売る、若い男性の声が聞こえてきます。
あぁ~ もう再来週はクリスマスです。



濡れた歩道に ゆらゆらと反射している、クリスマスツリーのPOPな色彩 " フクシアカラー "
ぼんやりと紫色に映る夜空を見上げながら、私は
Emanuele Ungaro エマニュエル ウンガロ というファッションデザイナーのことを思っていました。
それはただ単に、彼の2010年春夏コレクションテーマカラーがフクシアであり、クリスマスツリーと同じ色彩だと
いうだけではないことに、私は気づいていました。


1933年フランス生まれ 
イタリア人の両親を持つ彼は、1965年モ-ド界に独立

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1969年 発表の作品

オ-トクチュール (上質な素材を使い熟練した技術で、オリジナル・モードを生み出すメゾン) ドレスです。
プレタポルテ (既製服) が主流となりはじめた60年代後半
パリ・オ-トクチュール、サンディカ加盟 時代の希少な一点芸術品。



裏地はシルク、表地はビニール素材
カラフルに散りばめられたマ-ガレットのアプリケーションの裏には、なんとメタル素材の鈴が縫い付けられています。

初めてYouTubeにアップロ-ドしてみました。
上手く記事に貼り付けられてるか!? ちょっと心配。。。鈴の音チリン、聞こえるかしら?

動くたびにチリンチリン、
これで踊れば、人間シンバル、た、た、たのしい、楽しぃ------- これぞ極POP! 

ファッションは文化
デザインは芸術
40年経った今、心にこんなにも弾む音、
時間に磨かれた本物こそが 「リアルビンテ-ジ」でありつづけるのです。

ウンガロ作品/画像 : イタリア・フランコヤカッシ氏ビンテージコレクション所蔵



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by interoyoko | 2009-12-08 09:00 | エテルナ
2009年 11月 29日
リアルビンテ-ジ
こんにちは、みなさんお元気ですか!

さて、今日の午後は

世界的に名を知られるビンテ-ジコレクター Franco Jacassi フランコヤカッシ氏から
ボタン Bottone についてお話を伺いました。


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海軍の制服用に作られた1930-40年代製造のメタルボタン

表面にはサヴォイア家の紋章が、裏には製造会社のマ-クが、丁寧に美しく刻印されています。
小さなボタンを手に取りながら、イタリア海軍の話し、サヴォイア家の歴史、そして1920年創業のボタン工場の話を次々と・・・

最高の技術が施されているこのボタン
何故作られ、誰が作り、どうのように使われていたのか、
そういった、モノの意味に絶対に必要な要素だけを、今もなを発信しているのです。



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フランコ ヤカッシ氏のコレクションは、有形のものなのに無形の力が漲っています。
100年近くも前に作られたものたちは
作り手の技術や当時の人々の知恵や夢までもを、生き生きと語り継いでいるようでした。

ほんとうにすごい、感動です
伝統や文化、知識といった無形の力が漲っているのです。

時間に磨かれた本物こそが「リアルヴィンテージ」
「本物の魅力」を追求する時、
人間よりはるかに永い寿命をもった「もの」と出合えるのですね。





ヨーロッパファッションの歴史、ビンテ-ジについて語るヤカッシ氏
1929年製作、シャネル、オリジナルレースドレスの前にて。



追記 : 今日から新しいカテゴリー「エテルナ」追加しました、「永遠」「本物」がテ-マです。



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by interoyoko | 2009-11-29 05:13 | エテルナ