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2008年 07月 25日
南チロルのケマテン沼
こんにちは~、ご無沙汰しています
日本では猛暑が続いているようですが、みなさん元気でお過ごしでしょうか!

さて、
先週、南チロル地方のレノン高原 (伊Renon /独 Ritten) へ行ってきました

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ここはオ-ストリアと隣接するイタリアの最も北にある州
南チロル Südtirol はドイツ語で、イタリア語ではAlto Adigeアルトアディジェ = アディジェ川上流という州の名前になります
オ-ストリア領ドイツ語圏であったという歴史から、今でも公用語はドイツ語
イタリアにあっても、道路標識などもドイツ語の下にイタリア語が書かれている独自の自治体を持つ州です









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ここレノンはボルツァノの北西にある標高1300メートルにある高原です
滞在した小さな村 ケマテン (伊Caminata / 独Kematen) のホテルから臨む、3000メートル級のドロミーテ山脈
ただこうして居るだけで気持ちがスゥ-ッとしてくる、山ってすごい、不思議な力



天候は、雨が降ったり止んだりとあいにくでしたが
日曜日の晴れた朝、ウールのセータ-とパーカーを羽織りホテルの裏から続く山道散策を満喫!
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山中は冷たい空気と陽の光、
そしてム-ゴ松 Pino Mugoの香り

それは森林の爽やかさとまったりした土と松の深い香りが、ミックスされたような香りです

このム-ゴ松は地元グラッパやお菓子食材などにも使われているんですよ








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山中を一時間ほど歩いた頃。。。
次第にSentiero(センティエロ=山の細道) の勾配がきつくなり。。。
そこを登りきった目の前に現れたのは。。。










“ ケマテンの沼 “ Stagno di Kematen


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ひっそりと静かに、そこだけ時間が止まっているかのようで神秘的
ホテルでもらった地図には載っていない小さなケマテンの沼は
アルトアディジェ州の自然保護地区に指定されていることを後から知りました


水際に飛びかっている数え切れないほどのトンボ ( Libellula リベッルラ )と
睡蓮 ( Ninfea ニンフィア) 、小さな草花。。。
ケマテン沼の夏の涼をみなさんにお届けできれば嬉しいです
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その日の午後、高原の下の町コッラルボの薬局で
ムーゴ松の Bagno Schiumaバスソ-プを購入しました
今夜のお風呂に、使ってみようと思います!


それではみなさんお元気で!
夏ばてなんてしないようにね~


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by interoyoko | 2008-07-25 23:37 | 寅さん


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